ロシアの野党勢力指導者のナワリヌイ氏の毒殺未遂疑惑をめぐり、本人が宿泊していたホテルの飲料水のペットボトルから毒物が検出されたと関係者が明らかにしました。
ナワリヌイ氏がモスクワ行きの飛行機内で意識を失った直後、ホテルに残っていたナワリヌイ氏の関係者がペットボトルを回収。ドイツの研究所で調べたところ、神経剤「ノビチョク」が検出されたということです。当初は空港で飲んだお茶に毒物が入れられたとみられていましたが、関係者はその前のホテルで毒を盛られたとしています。
こうしたなか、ロシアメディアは17日、ナワリヌイ氏がロシア研究者らによってノーベル平和賞の候補者に推薦されたと報じました。